スポンサー広告 - スポンサーサイト

--/--/-- (--) --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【読書感想文】 - アジャイルサムライ 達人開発者への道

2012/11/25 (日) 21:03

タイトル:アジャイルサムライ 達人開発者への道
著者:Jonathan Rasmusson
翻訳:西村 直人 (監訳), 角谷 信太郎 (監訳), 近藤 修平 (翻訳), 角掛 拓未 (翻訳)

自己啓発本が続いていましたが、久々の技術書です。
やっぱ読んでいてほっとしますね。

タイトルから察する通り、「アジャイル開発」の解説本です。
海外では流行っていると良く記事を目にするんですが、日本ではどうなんでしょうかね。
takはまだ実際には体験したことも目にしたこともありません。
そんなわけでどんなものかを知るために本を選んでみましたが、タイトルに惹かれて本書を選択しました。
やっぱりタイトルって大事ですよね。

本編はアジャイルソフトウェア開発の12の原則に則って、肉付けしていく要領で解説されています。
※このURLは本書に記載されており、公のものなのでここで紹介してもきっと問題ないと思います。
各章の終わりには先生である、とあるお侍さんとの戯れが入ります。
一々言い回しも役になりきっているあたりに、訳者の気合を感じます。
ただ、誤字はほぼ無かったですが、脱字が多かったと感じました。ちょっと残念です。

基本的には要件定義からリリースまでの工程をアジャイルな手法で行うための解説が書かれていますが、本書ではそれを最善の一手とはしていません。
これは作者の体験からの実例であって、自分の時はこうした。という話。
プロジェクトの状況やチームの面子等により手法は変わると言っています。
始めるに当たってのとっかかりとして使ってくれれば十分で、実践していく中で改善していくべきであると。
そういう意味では正に「参考書」と呼べそうです。
要するに、PDCAサイクルを回せってことですね。
まぁ仕事に限らず何事もそうですが、この手の話からは永遠に逃れられそうもありません。

見積の話の大分頷ける部分がありましたが、なかなか実践は難しいだろうなぁと思いました。
最初の見積が当てにならないことはこの業界の全ての人が頷くはずなのに、偉い人には通じないのがこの業界の不思議。
「超概算だよ?場合によって変動するよ?当てにしないでよ?」
何のフラグですかこれは?って感じ。

開発の部分では、リファクタリングの話が簡単なソースを掲載した上で軽く解説がありました。
これはちょっと驚きましたね。どうやら本書はプログラマ寄りの人向けなのかもしれません。

結局、顧客とPMなが信頼関係を築くべきなのは分かるけど、末端の開発を行う作業要員とPMの間ってのはちょっと距離があるんじゃないかなぁと思います。
間にチームリーダーとかサブリーダーとかいるし。
案件が孫請けだったりすると、顧客との距離は離れる一方だし。
プロパーとかパートナーとか立場もあるし。
例によって実践で使える機会はまだまだ先になる予感です。

「アジャイルとは何ぞや?」というのを知るにはなかなか良い1冊だったのではないかと思います。
実は洋書名も「The Agile Samurai」だそうです。
巻末の後書きに由来が書いてありましたが、「武士道」からの繋がりで侍なのだとか。
なんか、ちゃんと理念が伝わっているのか心配です。
関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

検索フォーム
RSSリンクの表示
カレンダー
04 | 2017/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
月別アーカイブ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。